生クリームを使える状態へ泡立てました
本物の生クリームは
あっという間に状態が変わってしまうこと
出来立ての試食でを通して
普段生クリームだと思っているものは
「違う食べられる物」
かもしれないと
考えるきっかけになればいいなと
思いました。
気温等も考慮して
乳脂肪は37.75%へ調整しました
めっちゃ細かいでしょ?
年頃の私の娘みたいに繊細です
かなり気を使います(笑)
お家で作る時は
ボールを氷にあてながら
乳脂肪分40%がやりやすいかもです
生クリームは自然の乳化作用で
水と油が混ざっている液体です。
それをホイッパーでこねくりまわすと
水とバターに分かれます。
その変化する途中
バターみたいに硬くなく、
牛乳みたいに液体でない
そんな状態に変わっていく時に
空気が入ってふんわり泡立ちます。
乳脂肪の膜が破れて、
それが空気を包み込んでいる状態です。
そのクリームを
スポンジに塗っているのが
ショートケーキです。
この中途半端な状態は繊細です。
その状態を長時間保つことができません。
なので、生クリーム100%だと、
機械では作る事ができひんのです
そこで大量生産が出来るように作られたのが
「乳化剤」等の添加物
これで大量に安価に
作る事が出来るようになりました。
この乳化剤入りのものは
「コンパウンドクリーム」
と業界では言うのですが
生クリームではないです
イメージでいうと
「バター風味のマーガリン」
が一番近い表現かな?
殆どの人は
コンパウンドクリームを
生クリームだと思っていいます
こういう自然ではない物ものに
大量の添加物が入っているのですが
「洋菓子」だけではないはず・・・・
この辺はあとで詳しく出てきます
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