実習の振り返り

⑮添加物のかくれんぼ

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要約

表示シールを見ても、実は中に何が入っているのかわかりません💦

「キャリーオーバールール」と、消費者に見えづらい添加物の真実
(要約の続きを確認する)
  • 食品表示の曖昧さ:「乳等を主要原料とする食品」などの表記では、実際の原材料が分からない
  • キャリーオーバールール:原材料表示に記載されていない添加物が含まれている可能性がある
  • ホイップクリームの実態:常温でも腐らないクリーム状のものは、植物油脂や安定剤などが含まれている
  • 食品添加物の基準値:国によって異なり、消費者が安全性を判断するのは難しい
  • AI検索の活用:「perplexity」などのAI検索を使うと、食品表示ルールの歴史や現状を効率的に調べられる

コンパウンドクリームとは?

洋菓子業界では、
添加物入りの生クリームを
「コンパウンドクリーム」
と、読んでいます

これは品名であり、
正式な種類別表示名は
「乳等を主要原料とする食品」

見た目や味は生クリームっぽいけど
ちょっと違うもの

コンパウンドクリームの原材料表示

例えば、
明治乳業の「ラフォルテ」という
コンパウンドクリームの
原材料表示はこんな感じ

■種類別:乳等を主要原料とする食品
■無脂乳固形分:6.0%
■乳脂肪分:20.0%
■植物性脂肪分:20.0%
■原材料名:乳製品(国内製造)、植物油脂、乳等を主要原料とする食品/乳化剤、安定剤(メタリン酸Na、カラギナン)

どこからツッコミを入れるか迷う( ´艸`)

まず、「乳等」って何?
とツッコミたくなりました(笑)

そして、原材料の最初に書かれている
「乳製品」の中身は何なのか?
これは、消費者には分かりません。
牛さんのお乳をどうにかしたものが
乳製品なんでしょう。

範囲めっちゃ広くね?(笑)

さらに、次に登場する
「植物油脂」も謎です。
これも「乳製品」と同じく、
具体的な内容は不明。

そして極めつけは
「乳等を主要原料とする食品」

まるで
「マヨネーズの原材料にマヨネーズが入っている」
ような意味不明な表記です(笑)

このような曖昧な表示では、
実際に何が使われているのか、
消費者は把握できず、
安心して選ぶことができません。

まるでマトリョーシカのように、
開けても開けても
中身が分からない構造になっています。

多分、コントだと私は思っています(笑)

キャリーオーバールール

原材料表示の添加物記載欄には

乳化剤、安定剤(メタリン酸Na、カラギナン)

と記載されていますが、
実はこれ以外にも
添加物が含まれています。

これが
「キャリーオーバールール」と呼ばれ、
消費者が知ることができない
そんな仕組みになっています。

これは隠したいのか?
そう疑ってしまいます

このスライドで伝えたかったことは、
原材料表示に
「乳等を主要原料とする食品」
といった曖昧な表記があると、
その中に含まれる原材料すら
消費者は知ることができないという点です。

つまり、原材料表示を見ても、
私たちは本当に何を口にしているのか
分かりません😢

ホイップクリームとは

常温でも腐らないクリーム状の何か

正式な種類別名称は
調べてないのでよくわかりません。
下の赤線の物体です

頑張ってクリームに近づけた
腐らない何かです🐄❔

常温でも腐らないので、
植物油になんか入れて
香料とかで色を付けたものじゃないかな?
と思って検索してみたら大当たり🎯

■原材料:植物油脂(国内製造)、糖類(粉あめ、砂糖)、脱脂粉乳/安定剤(グァー分解物)、カゼインNa、乳化剤、セルロース、メタリン酸Na、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)

「理科の実験かよ!」
と一応ツッコミいれときます(笑)

お土産に入っている
クリームっぽいやつは
こんな感じでしょうね🍌

健康オタクの皆様へ・・・

AI検索がおすすめ

これ以上書くと
混乱してしまうので割愛しますが
Googleとかで検索するより
「perplexity」などのAI検索を使うと
めっちゃ便利です💡

「小学校5年生が理解できるように書き換えて」とAIさんにお願いしました

(続きを読む・・・)

/キャリーオーバー制度の良いところと悪いところ

良いところ(メリット)

  • 見た目がすっきりする  パッケージに書かれる材料が少なくなるので、食品の情報が見やすくなります。
  • 製品を作る人の負担が減る  すべての添加物を書く必要がなくなるので、作るときの作業が簡単になります。

悪いところ(デメリット)

地域によって考え方が違う場合がある  どの保健所や地域でも同じ判断がなされるとは限らず、結果として表示のルールにばらつきが出ることがあります。

全部の材料が分かりにくい  ほんの少しだけ入っている添加物が書かれていないので、「添加物が全然入っていない」と思われるかもしれません。

どれくらいが「少なすぎる」かははっきりしていない  この「効果が出ないほどの少なさ」が数字で決められていないため、判断が人によって違うことがあります。

加工助剤については割愛します
AIさんおながいしま~~す