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食育は高級料理店のフルコースを食べるべし!?

以前ワイドショーが食育をテーマに
取り上げているのを観たことがあります

「子どもの食育には高級店でフルコースを!」

厳選された食材
一流シェフによって仕上げた料理
それを食べることが「食育」の極み

なんだとか…

まだ保育士を目指していた、当時の私は
この内容に大きな引っかかりを感じました
今でも、この番組が指す「食育」は全力で否定です

前回、前々回と
「食事」「食育」に触れてきましたが
やはり食べることって大事です
でも現代のお母さんはなにかと忙しくて
(私もですが)
・ワンパターンな献立
・購入する食材がいつも同じ
・閃きがない
・料理が苦手orめんどう
・そもそも考えたくもない
・手抜きがしたい

料理がルーチンワークになりがち
育児や仕事に、疲れているのに
正直、食事をきっちり作れ?

そんなの無理~~~と嘆きたくなりますよね
(私も毎日嘆いています)

「帰ったら美味しいごはんが出来ていればいいのに!」

なんて考えることも少なくありません
こんな状況で食育なんて無理に決まっている!
なんて、手抜きをするぐらいなら

「高級料理のフルコース」での食育をするべきなのか

はっきり言って高級料理では食育はできません
(徹底的に高尚なマナーを教えるにはいいと思いますが)

大切なのは体裁ではなく
食育の本質です
高級料理店で
大人だってピンとこない食材を
見て、そして食べて
子どもはなにを学ぶのでしょうか

大切なのは
食材の存在と
料理の工程であり
それが高級でなければいけないという理由は

全くありません

お金を払えば、なんでも学べる
スマホを見れば答えが解る
大人もついつい楽をしてしまいがちな世の中
敢えて、自らが生み出す「食育」に挑戦してみませんか

保育園でも取り組んだことがある
食育カリキュラムから
私自身が育児で取り入れた方法を
紹介します!

〇野菜を育ててみる(初心者向け)
料理で必ず出る野菜クズを育てます
ニンジンや大根の頭の部分を切ったら、水を入れた容器に入れておくだけ
茎がにょきにょき伸びて、楽しいですよ
茎が延びたね
茎が延びると養分が取られるのでニンジンが減っていく
そんな変化も親子で楽しんでみましょう

〇ベランダ野菜
よくあるプランター栽培に挑戦!
でも土や肥料やプランターが必要で
用意にとにかく手間がかかる!
食育としては魅力的だけど、手間を考えただけでやりたくない…
そんなママは、袋に直接栽培しちゃいましょう

野菜栽培用の土で肥料入りのものを袋ごと買い
あとは植えるのに必要な穴をあけるだけ
苗や種を入れれば、あら簡単!
破棄する時は、砂は地面に払って
袋は小さく畳んで処分するだけ
片付けも、らくちんです
慣れたらプランター栽培に挑戦してみるのもいいですね

〇子どもは見習いシェフ
どんなに小さな子でも
年齢に応じていろんなお手伝いができます
もうすぐ3歳になるわが子は
食器やごはんを運ぶ係(給仕)を
自らやりたがり、運びます
6歳の子はピーラーで野菜の皮むきとコメとぎが得意です
9歳の子はお味噌汁の味付け(味噌入れ)や簡単な卵焼き作りにハマっています
ついつい食育と言われると身構えて
なにかしなきゃ!!と思いがち
そして失敗による惨事を想像すると
特に忙しい時間帯は
やらせたくないと敬遠しがちですよね
でも食材に触れることが大切で
子どもたちは
小さな見習いシェフだと思えばいいのです

もし失敗しても
「次は気を付けよう」って言えばいいのです
忙しい時間だからこそ
小さなシェフに手伝ってもらうのです

子どもはお手伝いも協力も大好き
「やってよ!」ではなく
「やってみない?」と言うだけでOK
ダラダラされるのがイヤな場合は
シェフの時間を決めておくといいですね

・保育士が考える子どもの食育とは
実は食育だからといって
なにか特別なことをする必要はないです
日々の食事の中で
マナーやルール
そして食材への感謝

命をいただくという意味を教える
これが、食育の本質です

食事中はテレビを消して
今日あった出来事を報告しながら
家族で美味しく食べる
これだけでいいのです

なにも難しいことはなく
どの家庭でもできることが
「本来の食育」なのです
そして、家庭で食育の基礎を築いた子は
食事のマナーやルールを
学校や保育園と言った社会でも
しっかり発揮できる子になるのですから

ライター紹介
保育士 とどろきあきら

保育士 とどろきあきら

・保育士(未満児担任) ・レクインストラクター ・公益財団法人日本体育協会公認スポーツリーダー 現在、9歳・6歳・2歳の三児を子育て中

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