warara

避難所デビューした結果…

”命を守る行動をしてください!”

毎年自然災害が頻発するようになった日本。過去の教訓からテレビやネットでもこうした警告を見るのが普通になってきました。

実際私が住む九州の田舎でも、毎年なんらかの災害が起こっていてヒヤヒヤしているのも事実。

そして毎回猛烈にビビる「トゥルルルルン!トゥルルルルン!」という爆音がスマホからなったかと思うと同時に画面に映る”避難”の文字にも毎回寿命が縮みかけます。

とはいえ、避難所は”お年寄りが行く場所”っていう先入観になんとなくとらわれているので私達夫婦は今まで気にしたことがありませんでした。

ところが先日『過去最大級の大型ハリケーンスーパーデラックスお家吹っ飛ぶよ案件台風の接近!』とあらゆるメディアで予告された台風10号がやってくることに。

ヤフーの台風に関する記事についたコメントも

「数年前の台風では家の屋根が吹き飛ばされて死ぬかと思いました。今回はそれ以上です」

「本州に逃げてください!」

「怖い怖い怖い怖い!」

などと、実際直撃を体験する身としてはかなりメンタルがやられる言葉が連なっていました。

そんな綿菓子メンタルな私なので、台風が来る3日くらい前から体調不良になり本気で”2020年…ついに自然災害によって私達は死ぬのかもしれない”と思うレベルにまで達することに。

でもこんな事前予告ができる自然災害といえば台風ぐらいです。

というわけで、遂に我が家”避難所デビュー”しました☆

と呑気に言ってますが、本当にギリギリまで決断を迫られたんです。

窓ガラスが割れて大変なことになるかもしれないけど、だからといって避難所に行くほどではないかもしれない。

夫婦でいろんな葛藤がありましたが、結局我が家は「避難」を選ぶことに。

そこからはスピード勝負ですぐに布団や食料・子どものオムツやおもちゃなどまるで夜逃げでもするかのように用意し車に詰め込むと、ほんの5分もかからない避難所へとGOしました。

小さな避難所なのでテキトーな恰好して知ってる人に会ったら嫌だなぁと思いましたが、実際到着するとそこはジジババの巣窟お年寄りの憩いの場と化していました。

避難してる人はかなりいたものの、小さい子どもは人っ子一人おらず拍子抜け。

一瞬夫と顔を見合わせ(これ、家でもよくね?)と言わんばかりの短い沈黙がありましたが、ついさっき我が家に永遠の別れをしてきたのでもう引き返せません。

でも避難所ってやっぱり他人ばかりで、仕切りもないような場所にみんなで雑魚寝をするのが普通。

今までは他人事のようにテレビで見ていた避難所でしたが、実際私達が半日過ごしただけでも正直きついものがありました。

人の目や子どもの声、特にうちの子は気圧の関係で喘息の発作が出てしまいずっと咳き込んでいてコロナ禍を恨みもしたものです。

そして極め付けは寝れないこと。

いつもと違う環境でエアコンも寒いし床は痛い…。

でも、避難所に行ってひとつ良かったことがあります。

それは周りの人が良い人ばかりだったこと!

子どもがいることもあってかいろんな人が声をかけてくれて、恐怖の台風が来るとあってみんな同じ思いを抱えている人達だったこともあり安心材料にもなりました。

もしこれが自宅で家族のみで過ごしていたらずっと緊張しっぱなしで、子どもたちも風の音に怯えて気が気じゃなかったことでしょう。

翌朝、永遠の別れをした自宅に戻ってきましたが、何ひとつ変わることない我が家がそこにありました。

でも「避難損」だとは思っていません。

保存のきく水や乾パンもたくさんもらえたし(たなぼた~☆)、私達はいざとなったら”避難できる人”側になったので次はきっとすぐに選択することができると思います。

命を守る行動って簡単そうで実はとっても難しいもの。

これから起きる災害などで慌てないように一回”避難所体験”しとくのも良いものだなと思った出来事でした。

ライター紹介
MIHO

MIHO

11歳・5歳・3歳を育てる田舎在住アラサーママ 末っ子長男はダウン症。 主婦に向いてないのに主婦やってるために失敗ばかり。

Page Top

©2018 WARARA. All Rights Reserved.