進まない…トイトレは人生なり

オムツからトイレに移行するために行うトイレトレーニング。
数々のママさんを泣かせてきた、乳幼児期の育児の中でも難所として知られています。
我が家の3才次男はまさにトイレトレーニング、通称トイトレの真っ最中。
目前に迫る幼稚園入園。進まないトイトレ。
東海道中で言えばまさに箱根の関所越え真っ最中の我が家のトイトレのお話です。
我が家には5才長男、3才次男がいます。
5才長男も自宅で育てていたので、当然トイトレは経験済みです。
でも、5才長男はそんなにトイトレでてこずった記憶がないんですよね。
さてなぜでしょう。長男と次男を比較してみました。
ひとつは、生まれた月。
長男は4月初旬生まれの超遅生まれ。次男は12月年末生まれでほぼ早生まれです。
長男は3歳1か月ごろにトイレは完了していたのですが、幼稚園入園までまだ1年近くありました。焦ってトイトレをする必要がなかったので、「とりあえずゆるーくやってみようか」であっという間に外れたパターンです。
また、トイトレを本格的に始めたのも桜が咲き始めたころでした。
次男は現在3才2ヶ月。3才になった時は真冬です。
そして我が家は東北です。とても寒いです。トイトレ始めようと思ったのですが、こたつのホットカーペットと、おもらしの被害を受けたら大損害の暖房器具がたくさんあります。
そして洗濯物も乾きません。毎日雪が降ります。
こんな中で、冬場にトイトレを始めるのは無謀と判断、暖かくなった3月に入ってから本格的にトイトレを始めました。
そうしたら!あら大変もうすぐ入園ではありませんか!
幸い、「おむつでも園で協力して外しましょうね!」という心強い幼稚園なのですが、おむつ持参で通園は嫌だ…!と思っています。
ふたつめは、周りの環境です。
長男がトイトレを始めた時、我が家は関東地方の夫の実家近くに住んでいました。
トイトレも含めて、いざという時には義両親という頼れる存在がありました。
そして、長男の周りにも同じ月齢くらいのお友達がたくさん住んでいて、お友達の中には2~3月生まれで前年度学年入園の早生まれの子も多く、周りがトイトレを始めた影響でうちもゆるーくトイトレを一緒にやっていたのです。
オムツだった2才代から、トイレでおしっこ自体はできていたのでトイレに対する抵抗も少なく、本格的に初めてもすぐに取れたのだと思います。
そして今回の次男。
現在夫の転勤で見知らぬ東北の大地に住んでおります。
周りに友達はいません。頼れる身内もいません。私が倒れたら一家が倒れます。
児童館や支援センターなど連れて行ったことがありません、それは私が在宅仕事を始めたからです。
在宅だと保育園入園できない激戦区なので、仕事と家事と育児をしながらトイトレを行っています。
人の手がないのって本当に大変ですね!
っていうか無理ですね!
さてはて、そんな感じでスタートした我が家の次男のトイトレ。
現在なんとかトイレに誘えば出るので日中はおパンツで過ごせるところまで進みました。
でも自己申告はできないので漏らしてばかり。
ここから全然進みません。
本日はお昼寝後のトイレに誘ったら寝起きで機嫌が悪くトイレ拒否。
そのまま盛大にもらしてカーペットがお亡くなりになりました…。
トイトレで漏らしちゃったら「あー漏らしちゃったね、次は教えてね♪」
なーんて菩薩ママさんのような対応はできません。
「だから言ったじゃん!なんでトイレ行かないの!」
と次男を怒鳴って泣かせた状態で長男のお迎えに行きました。
トイトレ、進まない!もうやめてしまいたい!
と今でも思っています。
でも、オールタイムオムツだった時よりと比べたら、日中は誘えばトイレでパンツまで来てるんです。
昨日は3回漏らしました。
本日は2回漏らしました。
明日は1回かもしれません。明後日は漏らさないかもしれません。
でも、その次は漏らすかもしれません。
三歩進んで二歩下がる。
トイトレってまさにワンツーパンチです。
人生と同じだなあ、と思いました。
きっと「そういえばトイトレ苦労したなあ」と思う日を夢見て。
今日もおもらしパンツを洗っています。