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誕生日プレゼントの悲劇

「お誕生日おめでとう!」

歳をとることを除けば、自分の誕生日を祝ってもらえるのはいくつになっても嬉しいもの。

でも、アラサーになろうがママになろうが、やっぱり誕生日で一番嬉しいのは【プレゼント】ではないですか?

とはいえ、「もらえれば何でも嬉しいわ♡」なんて思うほど歳をとってもいません。

しかし、2年前のマイバースデー。夫から頂いたプレゼントはそれはもう衝撃でした…。

開封した瞬間に「どうしてコレなの?!何で??え?え?嘘でしょ?!」と、数秒フリーズしたのを覚えています。

母親になるとなかなかプレゼントをもらう機会ってありません。

そんな貴重な日にもらうものはやっぱり自分の欲しいものに限るなとあの時実感しました。

「プレゼントなんて気持ちの問題だからなんだって嬉しいよ」って本当に心から思っていますか?

もし、欲しくないものをもらっちゃった時、マジで反応に困ることになりますよ…。

それは2年前のあの日…一通り私のパースデーパーティーが終焉を迎えようとした時のこと。

夫がニヤニヤしながら、私にプレゼントの入ってるであろう袋を渡してきました。

私も「今年は何だろう♡」と、いそいそとプレゼントの包みを開封。

そんな私を横目に夫はニヤニヤが止まりません。よほどの自信があったのでしょう。

いざ、箱を開けてみるとそこにはなんと”ピーラー”がありました。

そう、この家事が大嫌いなズボラ主婦へのプレゼントはピーラーでした。

ぴ、ピーラー?!

誕生日プレゼントにピーラーてあんた!

私結構演技には自信があって、気持ちとは裏腹でも本性を顔に出すことはほとんどありません。

そんな私が声を失い、顔面が引きつった誕生日プレゼントは後にも先にもこの時が最後でしょう。

凍り付く私を見た夫は、 

「え?嬉しくない?!これめっちゃ切れ味良いよ!キャベツの千切りが楽になるんだよ!いいでしょ!コレ!」

と、必死に数時間前に見た実演販売士の真似をやって見せてくれました。

実は夫、私のプレゼントを買うためにわざわざ会社を早退し、高速で1時間かけて東急ハンズまで足を運び、そこで見たピーラーの実演販売で心奪われたそう。

とはいえ、なぜこの世で一番料理洗濯その他家事が嫌いな人間に、ピーラーなのだ?

だってピーラーなんて100均で買えるではないか。

そもそも私はキャベツの千切りなんてしない…

カットサラダしか買わんのだよ、夫ー!!

本当にいろんな思いが交錯しました。

まず、私のためにそこまでして買ってきてくれたことがすごーーく嬉しかった!きっと一生懸命、何にしようか迷ったのでしょう。

一方で、なぜそこまでしてピーラーなんだという思いも拭いきれず、私はリアクションに失敗。

「あー…あっありがとう!これ、キャベツめっちゃ切れそうだねぇ…ハハ、ハハハハ…」

もちろんそんな反応する妻に時間と手間、喜んでもらえる自信があった夫は落胆。

2人にとっていろんな意味で忘れられない誕生日となりました。

きっと料理好きな人は包丁でもすごく嬉しいでしょう…。

でも、嫌いなことを効率化するための道具は人によってはもはや当てつけでしかありません。(むしろ購入までのいきさつのほうが嬉しかった)

せっかくの誕生日、まさか「ピーラー」をもらうとは思ってもみなかったので、もし欲しいものがあるなら事前にアピールすることは、お互いのためにも大事なんだなぁと改めて実感しました。

ピーラー事件は今後も笑いごととして我が家で語り継がれていくことでしょう。

もちろん、私もいつか夫のプレゼントをミスることがあるかもしれません。

誕生日を黒歴史にしないためにも、日頃からあれ欲しいこれ欲しいとムダに言ったり、夫の好みをリサーチしておいたりすることを強くおすすめしておきます。

ライター紹介
MIHO

MIHO

11歳・5歳・3歳を育てる田舎在住アラサーママ 末っ子長男はダウン症。 主婦に向いてないのに主婦やってるために失敗ばかり。

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