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親子で異なるテスト結果の価値観

新学期が始まってホッとしたのも束の間。

たった2週間の休みの量とは思いないほどの大量の宿題をこなし、年明け早々からテストが始まる不幸せな小学生。

テキトーに宿題をやったツケがテストに響き、容赦ない✔マーク付きの答案用紙を大量に持って帰って来る時期がやってきます。

何もテストの結果でガックリするのは子供本人だけではありません。

あまりお勉強が得意でない子の親もまた、谷底のように低いテストの点数にショックを受けるものです。

そして本当は「この問題よく分かったね!凄いよ〜!」と青ざめてしまいそうなレベルの点数だとしても上手いこと褒められる心の広さを持ちたい…

ですが現実は「なんでこんな悪いの?!ちゃんと勉強しないからこんな結果になるんでしょ!大体あんたはいっつも遊んでばかりで…」

と、ついつい子の将来を想うばかりにガミガミいってしまうこともしばしばですよね。

我が家の長女も勉強が苦手で、テストの点数が悪かった日は結構テンションだだ下がりで帰ってきます。

(そんな落ち込むなら勉強せーよ…)とは思いますが、私も子供の頃はそうだったのでまぁ気持ちは分からんでもないです。

ただ長女は少し不真面目な所があって、よく先生から「いつも宿題が出されてません。」と電話がかかって来ることがあります。

まだ1度目の時は許せたものの、流石に2度目の先生からのチクリには許せなく、この出来事は我が家の閻魔大王である夫の耳にも届きました。

荒れ狂った大王は「毎日俺に勉強した証拠を見せに来い」と言い、子に全ての娯楽を禁じました。

これが相当効いたのか、嫌々でも毎日宿題と自学学習に励むように。

そして約1ヶ月間、長女にしては死にたくなるぐらい(他の子には平均量)の勉強をしてきました。

今まで超苦手だった漢字のテストでは40点以下しかとったことない長女。

しかしある日の漢字テスト返却の日、ウッキウキで学校から帰って来たのです。

「ママ!今日漢字のテスト返ってきたよ!何点だったと思う?」

「えー?そんなにウッキウキなら高かったの?」

「何点だと思う?因みに前回は44点だったでしょ!」

(うん…あれはマジで引いたよ)

こんな時、普通は低めの点数を言ってあげるのが親心。

(でも今回のこの喜び様は確実に90点超えのテンションだぞ…さぁ何点と予想する?)

「うーん、60点位かな?!」(流石に低く言い過ぎたけど、絶対これは90超えてくるテンションだな。よし聞いてやろうぞ!)

「実はー…76点でしたーー!!!ぃやっほぅ〜〜☆ヤバない?!こんな点数取ったん初めてやん!嬉しすぎワロタ!」

?!!!

(あっれ?90オーバーではなかったのか…)

正直私が子供の頃は漢字だけは得意で90点以下は切腹に値するものでした。

76点。世間一般的には「いや!低いよ!」と思われることでしょう。

でも、この後長女は言ったんです。

「勉強した成果がちゃんと出た!嬉しい!」

そう、今の彼女にとって76点は限りなく100点に近い価値観の持ち主なんです。

もともと漢字が超絶嫌いで最高でも40点台しか取れなかった長女。

でも、今回初めて2倍近くの点数を取れたことで、努力がそのまま目に見える形となって現れたのは彼女にとって本当に嬉しかったのでしょう。

努力の成果ってなかなかすぐにお目にかかることが出来ないので、大人でも挫折しちゃいますよね。

私にとって76点はまぁまぁな点数だぞ…とは思いますが、娘の努力とその想いは大事にしたい。

「本当にすごいよ!苦手なもので点数が上がるのはなかなか出来ることじゃないよ!勉強頑張って良かったね!」

まぁ、現実はそんな甘くないので次回もまたテストの点数で一喜一憂することになるのでしょう。

でも小さな成功体験が子供の成長の糧となるのを信じて、また今年もビビりながらテストの結果を待つことにしましょう。

ライター紹介
MIHO

MIHO

11歳・5歳・3歳を育てる田舎在住アラサーママ 末っ子長男はダウン症。 主婦に向いてないのに主婦やってるために失敗ばかり。

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