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虫歯!歯医者!えーどうしよう⁉️からの脱出!~隣の歯医者さんからのニュースレターvol.1

科麻酔認定医* の姫野勝仁がお話しする

『自分の歯を大切にしてくれる魔法』

~中学までにクリアしたい大切なゴール~

 

「甘いものを食べると虫歯になるよ!」

「歯医者さんに行かなくちゃいけなくなるよ!」

これが、お母さんたちと歯医者さんを

困らせる事になるとは、あまり知られていません。

 

でも、幼かった頃に皆さんも、

親からケーキを食べる前に言われたことがあると思います。

 

その時に子供ながらに、

「虫歯!歯医者!えー、どうしよう。

でも、ケーキ食べたいし。」

と思った、あなたの気持ちを思い出してください。

 

これらの言葉は、確かに間違っていません。

甘いものを食べて、長時間放置すると虫歯になるのは事実です。

虫歯の原因は、

歯質、細菌、糖分、歯ブラシまでの時間が大きな要素です。

 

でも事実とは別に、大きな問題があると思います。

 

では、分かりやすく、大人バージョンに変換してみましょう。

 

今日は、自分たちの記念日です。

2カ月前から予約して楽しみにしていたレストランで、

コース料理のメイン料理が目の前に運ばれてきました。

美味しいものを食べようとした時に、横から

 

「体のことを考えたらカロリー高すぎじゃない?」

「次の健康診断っていつだっけ?」

 

って言われたら、 「オイッ!」 ってなりませんか?

(大人は、文章の語尾が!ではなくて?になってますが、、、。)

 

なぜ、 「冷めるわ!」 ってなるのでしょうか。

 

それは、そのタイミングで言われた言葉によって、

非現実の世界から「一言」で引き戻され

{医者にかかる}という考えたくない領域まで

連れていかれるパワーを持った言葉だからだと思います。

 

同時に、無意識のイメージのなかで

{医者=やっぱり苦手}をさらに、

作り上げてしまいます。

 

ケーキ屋さんのケーキが並んだ前で、

ケーキを選ぶドキドキ感

学校から家に帰って

「今日は、ケーキがあるよ。」

と聞いた時のワクワク感

あの 魔法 のような時間 。

なんか素敵な時間ですよね。

 

それをさっきの言葉たちは

現実の世界へ一瞬で引き戻してしまいます。

子供たちの事を思っての言葉なのは、分かります。

 

それに、なんとなく

歯医者がヒールな役(悪者)になってませんか?

 

そりゃ、残念ながら、虫歯と歯医者は、

魔法が解けてしまうパワーがある言葉かもしれません。

 

ただ、それを聞いた子供たちは、

少なくともケーキ屋さんとは友達になってくれても、

歯医者さんとは友達には、なってくれないと思うのです。

 

ですので、お願いがあります。

そんな時は

「おいしいね(おいしそうだね)、

今日はケーキ食べたら歯ブラシ、

がんばろうねー。」

と言ってください!

 

そうしないと、子供たちは、

歯医者さんへ歯ブラシ練習でも来てくれません。

 

歯医者さん VS 子供たち

 

のトムとジェリー的な敵対関係は続き、

ケーキ屋さんとばかり仲良くなってしまうのです。

歯医者さんが、かわいそうです(笑)。

 

少し、まじめな話をすると

僕の大事にしている思いに

「少し、さぼったり回り道しても、

みんなができる事を少しだけ頑張れば、

世の中や物事が少しだけうまくいく」

というのが、あります。

 

これは、治療も一緒です。

友達になっていれば、

麻酔の注射を10秒間ガンバってくれます。

そして、治療(予防)を終えた子は、

自信と充実感で少し大人になって帰っていきます。

 

これが、 [ 歯医者にとっての魔法 ]   の時間 です。

お母さんにとっても、

普段のお子さんと少し違う [ 成長 ] を感じ取れる時間です。

 

さらに、魔法の時間を繰り返し、

乳歯で虫歯が多かった子供が、

治療と歯ブラシの仕方を習って成長して

永久歯を大事にしてくれる。

[ 歯医者にとって感動の瞬間 ] です。

中学までにクリアしたい 大切なゴール です。

{子供たちが、自分の歯を大切にする。}

お母さんが、思い描く理想形ではないでしょうか。

 

大人も同じです。

歯医者が怖いと言っていた人が、

少しの勇気を出して来院して頂いたら、

今までの歯医者さんのイメージと違うと

思ってもらえる事からスタートです。

そして、治療を頑張って一緒にやりきる。

なんか、共に戦った仲間になれた気がします。

 

だから、皆さんにお願いです。

歯医者さんと子供たちが、

友達にならないと 魔法の時間 がスタートしません。

一緒に、大人の歯を大事にする 感動の時間 は訪れないのです。

 

子供たちとケーキ屋さん歯医者さんの三人が、

もっと仲良くなるためにご協力ください。

今日から子供達には

「甘いもの(ケーキ)食べたら、歯ブラシ、がんばろうねー」

でお願いします!

 

次回は、

{みんなが気になる「いい歯医者さん」の探し方}です。

これを、子供と大人の場合に分けて、お伝えしたいと思います。

 

ひめの歯科 副院長  姫野 勝仁

ライター紹介
姫野勝仁

姫野勝仁

*歯学博士 *歯科麻酔認定医 大学病院などで歯科治療(口腔領域のガン、虫歯が特に多い子供や障害者)のために全身麻酔をかけたり、歯科治療が怖い人に鎮静剤を投与する歯科専用麻酔科医。

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