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育児の悩み「食事の好き嫌い」保育士の対処法を伝授します

うちの子、好き嫌いが多くて

野菜が嫌いで

好きなものしか食べない

食べる量が少なくて

日によってムラ食いで 

お母さんを悩ます食事の好き嫌いアレコレ

実は保育士がとても気にするのも食事の「好き嫌い」です

 

初めて保育園に通う子の面接で

「お食事はどうですか?」平静を装って聞きます

やはり「なんでも食べられる」子は、保育士とて有難い存在なのは確かです

実際に私が担当している未満児は、ちょうど食べ物の好みが出てくる頃なので

なかなか手ごわい子が多いです

 

大人でもそうですが

「好き嫌い」って誰にでも必ずありますよね

そして大人は都合よく避けることができても

子どもは、それが難しいのです

保育士としても

「好きなものを好きなだけ食べさせられるなら」

これほど楽なことはありません

しかし実際にはいろいろと工夫して

苦手なものも子どもが食べられるようにしています

 

それはなぜか

給食は食べられる量に決まりがあるからです

 

つまり嫌いなら食べなくてもいいけど

嫌いで食べない分の補充を好きなものでいいよ、とはいかないから

何でも食べられることが理想なのです

誰だって好きなものは好きなだけ食べたいですよね

大人になれば、ある程度の我慢や抑制は可能です

 

しかし子どもは未熟なため

好き嫌いへのコントロールは難しく

苦手なものを食べるには

少しずつ訓練が必要です

 

保育園や幼稚園では、年齢に合った食事への関わりを通し

長い目で見て、嫌いなものでも食べられるようになるように指導します

 そうすることで自分の食べられる量を知り

苦手なものは減らしてと言えます

も嫌いだから全く食べないことはなく

むしろ、嫌いなものでも頑張って食べられるようになるのです

 

その指導法は至ってシンプルで

 ・未満児(主に01才クラス)好きなものをしっかり食べ、苦手なものは少量盛り(食べなくても良いが必ず盛り付ける)で、盛り付け量やおかわりは担任が判断

 ・未満児(主に12才クラス)好きなものはしっかり食べ、苦手なものは少し頑張るように担任が少しずつ関わり、盛り付け量やおかわりは担任が判断

 ・未満児(2才クラス)好きなものはしっかり食べ、苦手なものは頑張るように声をかけおかわりは苦手なものを少しでも食べられたら盛る

 

年少児は担任が苦手なものを把握し、食べられるか確認してから盛る(盛ったものはしっかり食べようとお約束をする)

 ・年中・年長児は自分で食べられるか申告する(おかわりは盛ったものをすべて食べ終わってから)さらに当番などを通して、食への関心を高める

 

 好き嫌い問題は、小さなうちからなんでも食べなければいけないと躍起になる必要はなく

 年齢と共に(もちろん個人差があることを意識した上で)対応することが大切です

 日本は飽食なので、多少の好き嫌いがあっても栄養不足になることはまずありません

 しかし気を付けたいのは

 偏食」です

 この偏食傾向は小中学生に多く見られ、学校で問題視されています

 

骨のある魚や野菜、歯ごたえのある食材を嫌い

カップ麺やレトルト食品といった味の濃い嗜好品や柔らかいものを好み

 素材の味に鈍感な子が増えているのです

 

家庭でも、忙しさのあまり

 軽で味の濃いレトルト食品(調理補助食品を含む)を出しがちで

 骨付きの魚などを避ける傾向にありませんか

 

つまり気を付けたいのは好き嫌いではなく「偏食」です

 

 して保育園でも気を付けているのは

無理やり食べさせることではなく

楽しく自然に食べられるようになることが理想でありゴールです

 大人でもどうしても食べられないものがあるように

子どもにだって、どうしても食べられないものがあります

 

しかし時間の経過と共に食べられることだって珍しくないのです

嫌い」に目を向けるのではなく

 「好きなものをきちんと食べられること」を褒め

お手伝いなどを通じて食事への興味を育てることで

 自然と苦手なものへ意識を向ける

 そんな関わりができれば、いいですよね

ちなみに我が子の苦手食材を克服したお話は

また次回にしたいと思います。

お楽しみに。

ライター紹介
保育士 とどろきあきら

保育士 とどろきあきら

・保育士(未満児担任) ・レクインストラクター ・公益財団法人日本体育協会公認スポーツリーダー 現在、9歳・6歳・2歳の三児を子育て中

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