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縄跳びに振り回される家族

うちには縄跳びが5本あります。

太った夫やダイエット挫折組の私がやるために爆買いしたわけではなく、全て長女のもの。

長女は中学年の時に二重とびが出来なくて悩んでいた時期がありました。

普通に前とびや後ろとび、あやとびなんかは出来るのに、二重とびはどうしても出来ません。

まぁ、二重とびは出来るまでに多少時間がかかるものですが、長女は普通の人の倍くらいかかっても出来ずじまい。

縄跳びの紐を短くし、素早く手を回すこと、高くジャンプすることなど色々アドバイスをしたものの、ぜんっぜん無理。

ここまで出来ないとなると遂には”縄跳びがショボいのでは?”という物への責任転嫁が始まります。

なので、上質な縄跳びを探しに行くことにしました。

私達が子供の頃は普通に売ってる安い縄跳び一本で二重とびまでこなしたものですが、時代は変わりましたね。

今や学用品コーナーにはあのスタンダードな蛍光縄跳びを差し置いて、”二重とびマスター”と謳ったとんでもなくオシャレな縄跳びが大量に売られていたのです。

グリップ部分が太くなったこの縄跳びは、クイックスピンが容易になったことで、二重とびがしやすくなるらしいとのこと。

私達の知る白いプラスチックのグリップや、透明で中に名前を書く紙が入ったグリップの縄跳びの姿はもうどこにもありません。

もちろん、私達が願うのは二重とびが出来るようになる上質な縄跳び一択なので、今は安くてショボい縄跳びには全く興味ありません。

そんな需要と供給がベストマッチした縄跳びが今700円程度で売られているのですからそりゃ買いますよね。

縄跳びごときに700円かぁ…と思いましたが、これで出来るようになるなら長女の面目も潰れないってわけです。

そして、ルンルンで帰宅したら早速挑戦。

ピョンピョン、バシッ!

…うん、まぁ1回目は引っかかってもおかしくないわ。そんな魔法の縄跳びじゃないんだから。

ピョンピョン、バシッ!

……?やり方おかしいんじゃない?もっと早く回すとかさ。

ピョンピョン、バシッ!

…いやいやいや、手は早く回す!高くジャンプする!(デジャヴ)

それから何回も挑戦しましたが、結局飛べませんでした。

よほど長女は地球の重力に愛されているようです。

「これはJAROへクレーム案件だろう‼」と一瞬とち狂いそうになりましたが、恐らくパッケージの下のほうに書いてある視力2.0の人用への注意文【※個人差があります】案件に長女ははまったのでしょう。

(700円の縄跳びでも無理か…この子はきっと二重とびが出来ない身体なんだ)と悲観していた矢先の100均でお買い物時のことです。

ふと目に止まった縄跳びコーナー。

なんとそこに二重とび用の縄跳びがありました。

私の愛する100均ですが…ブルータス、お前もか感は否めません。

しかももうすでに我が家には普通の縄跳び3本、二重とびマスター縄跳び1本がご在宅。

これ以上買うと泥棒の格好の絞殺武器を増やしてしまいかねないので正直必要ありませんでした。

でもまぁそこは100均。

もう1本二重とび用があっても良いのかな…100円だしの罠にかかってしまい即購入。

とはいえ、さすがに期待はしてなかったです。

それでもクラスで二重とびが出来ないのはあと2人だけらしいので、長女は藁にもすがる思いで100均の縄跳びを使って練習開始。

数分後、二重とび出来ました。

なんかすごくあっさり出来ました。

長女はそれはもう喜んでましたけど、私はあなたに700円の前に出逢いたかった。

そして一回跳べたらそれからの成長は早く、連続で何回も二重とひが跳べるようになったんです。

本当に100均のおかげで、感謝してもしきれません!

…というつもりは決してありません。 

というのも、結局その後700円のやつでも跳べたから。

どうやらもうすぐできる一歩手前まで来てた時期だったようです。

でも、二重とび用の縄跳びは短めで縄も回しやすく作られてるので二重とびが出来ない子には救世主に変わりありません。

いつ誰がどんな物に振り回されるか分からないものですね。

ライター紹介
MIHO

MIHO

11歳・5歳・3歳を育てる田舎在住アラサーママ 末っ子長男はダウン症。 主婦に向いてないのに主婦やってるために失敗ばかり。

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