次男のトイトレを終わらせたのは、やっぱり「アイツ」でした

三歩進んで二歩下がる。そんな感じで少しずつ進みつつも停滞していた我が家の3才次男のトイトレ。
もうすぐ幼稚園入園を控えて、オムツ持参待ったなし!とやや焦りが出ていたのですが、この度無事にトイトレが終了いたしました。
本当にてこずった次男のトイトレを終わらせたのは、やっぱりアイツでした。
トイレに誘えば出せるけど、自己申告は全くナシ。
漏らしてしまっても全く申告ナシ。
ズボンにシミを作りながらも平然と遊び続ける次男にずっと悩んでいました。
そんなある朝。
私が次男のトレーニングパンツを干す姿を見た長男が、「あれ?僕こんなパンツはいてたっけ?」と。
長男は2才代のオムツ時代からトイレで用を足せていたので、トレーニングパンツはスルーしていきなり普通の布パンツになりました。
そのため当時一応購入したトレーニングパンツは全く使わなかったので、今回トイトレをしている次男がそのまま使っています。
「長男君はいきなりパンツになったから、トレパンは使わなかったんだよ」
と話すと、
「そうなんだ!じゃあ次男君もいきなりパンツにしたらいいんじゃない?だってこれオムツみたいだもん」
「!」
何という盲点。トレーニングパンツはご存知の通り何層にもなっていて、ちょい漏れなら床に届かないメリットを持ったトイトレのためのパンツです。
ところが、長男いわく「こんなに分厚かったらオムツみたいだから、漏らしても気が付かないんじゃない?」と。
トレーニングパンツのメリットが次男のトイトレではデメリットになっているのかもしれない!
そう気づかせてくれた長男に感謝し、「どうせ漏らすんだし、存分に漏らすがよいよ!」と、次男を布パンツにすることにしました。
次男に「お兄ちゃんと同じようなパンツはいてみようか!」と提案。
長男もズボンを脱いでパンツ姿になり、「ほーらかっこいいでしょ!」と猛アピールしてくれました。
ところが、次男は「嫌だ!お兄ちゃんと同じパンツ嫌だ!」と猛抗議。
あらら、どうしたものか…と思ったところ、長男が閃いた顔をして
「次男君!違うよ僕と同じパンツじゃないよ!次男君のパンツはお母さんが新しく買ってくれるよ!」と。
我が家の長男は今某スイッチのゲームにはまっていて、パンツもそのゲームキャラをモチーフにしたボクサータイプの、どちらかといえば小学生が履くようなパンツです。
確かに、次男にはちょっとお兄さん過ぎます。
そりゃ次男だってもっと可愛らしい、ビギナーなパンツが良いでしょう!
「じゃあ、お兄ちゃん幼稚園行ったらお母さんと一緒にパンツ選ぼうよ!」と誘い、次男を連れて某子供服チェーン店へ。
肌着コーナーで次男が吸い寄せられるように見つけたのが…そう、みんな大好きあのアンコなヒーローです。
「このパンツにする?」と聞くと、これはく!これならはく!と大興奮。
購入して家でさっそく履かせてみました。
パンツ姿を鏡で見ながら、「これがアンパ○マンでしょ~、バイキ○マンでしょ~」と満足気です。
そして、初日こそ2回ほど漏らしましたが、次の日からはなんと漏らしたのを自己申告するように!
そして、当然ですが繰り返し漏らしてしまい、手持ちのアンコヒーローのパンツが尽きてしまうとトレパンに戻ってしまいます。
もちろん、アンコヒーローのパンツがはきたい次男は泣いて抗議しますが、濡れたままのパンツをはかせるわけにもいきません。
そこで閃いた我ながらすばらしいこの言葉!
「だって、顔が濡れたら力が出なくなっちゃうじゃん。これは次男君がおしっこ濡れちゃったから新しい顔にしなきゃいけないんだよ」
それを聞くとハッとした顔になり
「おしっこ漏らさない!もう漏らさない!」と次男が言いました。
数日たち、ついに一回も漏らさずに過ごせたり、その次の日に一回だけ漏らしてしまったりを繰り返し。
ようやく、次男の入園間近でついにトイトレが終わりました!
次男は「アンパ○マンと一緒に幼稚園行けるの!」と今では幼稚園入園を心待ちにしています。
頑張った次男もえらいですが、やっぱりアンコヒーローの力は偉大だな…と思いました。