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大人の幸福度ランキング!(子ども調べ)

突然ですが、大人の幸福度を反映している子どもの遊びって何だと思いますか?

 

少子化が叫ばれている昨今
こうした少子化問題を別目線で指摘する専門家がいるのをご存じでしょうか。

メディアではほとんど取り上げられませんが
子育て世代にはぜひ知っておいていただきたいのでお話したいと思います。

実は最近、ままごとをしない子どもが多いのです
え?ままごと?ままごとってあれでしょ?
そうです、「おままごと」です

実は保育園でも「ごはんを作る真似」はしても「おままごと」をしない子が多いことが指摘されています。

おままごとって、子どもがお父さんお母さん役をやる仮想遊びで
誰でも子ども時代にやったことがある遊びですよね
「おかあさんごっこ」や「かぞくごっこ」なんて名称ではありませんでしたか

特にお母さん役は女の子の憧れ役で
役の取りっこをしたなんて思い出をお持ちの方もいるのではないでしょうか

しかし現代の子どもは「お母さん役」をやりたがらないのです

「お母さんは仕事に行っていないの」
そんな風に、不在設定にしてしまうのです

そして、昔は下位の役であったはずの「ペット役」が人気です

全員がペット役のことだって珍しくありません

これが示す意味はなんでしょうか

ペットは可愛い服を着て、抱っこされて、大切にされているイメージ
つまり幸せの象徴で、真似したい対象なのです
逆に大人は、子どもからすると真似したくない象徴になっているということなのです

保育士が園児に母親役を頼むと渋々応じてくれるのですが
周囲に指示ばかり出して、命令することが多いのが特徴です

そしてお父さん役に至っては
何をどう演じたらいいのかも分からないから
出張に行ってしまう…

昔の子どもたちは「大人への憧れ」をままごとで表現していました
威厳のある父親や優しくて献身的な母親は憧れそのものだったから
その姿を真似できる「おままごと」が大好きな遊びでした

しかし今の子どもは「大人への憧れ」を持てないのです
思春期に大人になりたくないと思うのはピーターパン症候群などではなく
目の前にいる大人に不安を抱いているからだと言われています

「偏差値」でしか子どもの存在を認めない親に育てられた子どもは
「偏差値」でしか自分の居場所を見いだせない人間に育ち
その居場所を見失うと、自分の価値を見いだせなくなってしまい

逆に「自分の存在を肯定されて」育った子どもは
自尊心や自己肯定感がしっかりしていて
人生に意欲的で、将来の夢や未来に希望を持つことができます

忙しい現代人
自分の欲求や意見を相手に押し付けることが多くなりがちで
自分が良ければそれでいいと考えてしまうことが増えました

ついつい子どもにも聞き分けのよさや
自分に都合のいい解釈を押し付けてしまうことはありませんか

忙しいから、子どもの依存は鬱陶しいと感じてしまい
反抗さえも、押さえつけてしまうこと、ありませんか

しかし、子どもに大人の都合を押し付けて抑えてしまうのは
健全な成長を妨げてしまうことにつながり

甘えと反抗ができない子どもは
いつまでたっても心が大人になれずに長い思春期に苦しむのです

そして自分で自分を肯定できないと
自分自身に絶望してしまい
引きこもりや最悪の場合は自殺をしてしまうこともあるのです

親が子どもを大切にするといっても
甘えと甘やかしは大きく異なるように
過剰な干渉や、子どもの苦労を全て取り払ってしまうことはもちろん逆効果です

幼い時から、子は親の付帯ではなく一人の人間として認める

子ども時代には手をかけ
思春期には目をかける

子どもが自ら考えて行動し、失敗しても結果ではなく過程を大切にする

そんな風に育てられた子どもは、自分自身の存在を肯定することができ
自然と大人になれるのです

少子化で子どもに手をかけられる時代だからこそ
大人が本当の意味で子どもを大切にすることが
子どもを育むことにつながり

そんな風に育てられた子どもは、大人を尊敬し
あんな風に自分もなりたいと憧れを抱くのです

大人が幸福を感じているのかどうかは、子どもが敏感に感じ取り
遊びで表現します
だからこそ、大人が幸せでなければならず
それは決して上辺だけのものではないのです

そして大人が幸せでなければ子どもも幸せになれないということを
忘れてはいけないのです

 

ライター紹介
保育士 とどろきあきら

保育士 とどろきあきら

・保育士(未満児担任) ・レクインストラクター ・公益財団法人日本体育協会公認スポーツリーダー 現在、9歳・6歳・2歳の三児を子育て中

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