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インスタ映えに『母親』が殺される時代だから…もういっそ「いい母親」やめちゃいませんか?

子どもと一緒にオシャレなコーディネートをしているママが羨ましい

現実を感じさせない、可愛い子どもの写真ばかり載っているタイムライン

わが子の誕生日にはお友達を招待して、手作りのケーキに豪華なお料理でおもてなし

 

理想は上げてもきりがなく、頑張ろうと思っても、なんだか体が動かない

 

有名な育児法を取り入れているのに、思い通りにならないわが子に苦戦している

オシャレなんて程遠い、自分の着の身着のままな格好は見ないふり

子どもの話を聞いてあげることが大事なのはわかっているけど、反射的に怒ってしまうのはどうして?

 

こんな風に反省を繰り返しては、一人でモヤモヤしていませんか

 

気づけば育児が楽しくないと感じてしまうことも

 

ママが抱える悩みは、多種多様です

 

良きママでありたい、誰もがそんな理想の母親像を持っています

そんな理想像はソーシャルメディアによって、誰もが見ることができるようになりましたよね

それまでは芸能人ママというちょっと遠い存在に羨望の眼差しを送っていたのに

すぐ隣にいるはずの一般人のママがネットに「素敵なママ」を公開できる時代となったのです

 

だからこそソーシャルメディアに載っている虚像を追い求めてしまう傾向が強いといわれています

 

例えば、「育児」で検索すると

 

・子どもの朝食はオシャレにワンプレートでSNS映え

・週末は作り置きで、平日は育児も仕事も家事も両立させるレシピ

・子どもは褒めて伸ばす、笑顔が溢れる簡単育児のコツ

 

こんな風に調べれば知りたい情報がネットに溢れ、情報の押し売りが待っています

莫大な情報に、私たちは気が付かないうちに脅迫されているのです

 

ひと昔前は育児書に振り回されてしまうお母さんが多かったです

「〇か月で〇〇ができないと成長が遅れてる!?」

「〇歳で〇〇が出来ないとだめ!?」

 

TVの情報に左右され、お母さんが

「オムツCMのおしっこは青いのに、私の赤ちゃんのおしっこは黄色いですが大丈夫でしょうか!?」と、病院に駆け込んだという話もあります。

(もちろん青い水はおしっこのイメージを緩和するための着色です)

 

そして現代は「オシャレでないといけない」「保育園グッズは手作りでないといけない」「お弁当はキャラ弁でないといけない」というソーシャルメディア情報に苦しんでいるお母さんが多いのです。

 

もちろん、「〇〇〇すること」が好きならいいのです。

でも好きでもないことを無理してやるぐらいなら、そんなことは置いておいて笑顔で子どもと接して欲しいのです

 

無理をして時間を割くのなら、その時間を子どもと触れ合う時間にしてください

既製品にしても死にはしません

スマホで情報を探るのなら、目の前のわが子にとことん向かい合い、ぶつかり、大いに悩んで欲しいのです

スマホの中に、答えなんてないのですから

 

 

部屋を散らかしても

きょうだいケンカをしても

ワガママを言っても

 

とにかく怒らないのです

ついでに家事もお休みしてしまいましょう

 

そうすると、どうなるでしょうか

 

年齢にもよりますが、子どもの自立心が自然に育つのです

 

私が働く保育園では、未満児クラスであっても子ども自身に判断を任せる場面を作っています。待つというのは大人には辛抱が必要です。

でも、どんなに小さい子であっても自分で決めたことは、案外スムーズに物事が進むようになるのです。

 

母親だから子どものすべてを背負う必要はなく、ましてや無理をする必要もありません

30回注意してイライラするなら、注意しない

子ども自身が必要だと思えば、親がガミガミと注意しなくても、自分からやるのです

 

ただし、子どもを抱きしめることだけは忘れないでくださいね

「見守る」ことと「放置」は違うように、「母親の役割」をやめても「隣にいる」ことはなによりも大切なことですから。

ライター紹介
保育士 とどろきあきら

保育士 とどろきあきら

・保育士(未満児担任) ・レクインストラクター ・公益財団法人日本体育協会公認スポーツリーダー 現在、9歳・6歳・2歳の三児を子育て中

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