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もう豆をムダ死になんてさせない

クリスマスや正月といったゴールデンシーズン続きで、すっかり忘れ去られがちなイベントといえばそう、”節分”です!

豆まきや恵方巻といったまた何かとお金のかかる行事を、これでもかというほど1年の間に詰め込んでくる日本の文化に多少嫌気も差す今日この頃。

ですが、子供の健やかなる成長のためには、嫌でも家庭に鬼を登場させることがいまや親の義務となっています。

そして我が家ではなぜか夫がこのイベントのガチ勢。数年前に鬼のリアルお面をネットで購入してからは、毎年それを被ってまだ幼い子供達を脅かしていました。

なので、「おにはそと!おにはそとー!」と泣き叫ぶ子供達は、目の前にいる父親をぼこぼこにしたいだけという、完全に本来の節分という目的からは遠のいているという謎イベント化…。

しかし、そんなことはどうでもいいのです。

この節分において私達が最も苦労するものといえば、節分後の家の惨状…すなわち豆の散乱現場に立ち会う時間です。。

そこらじゅうに撒いた豆の中でも”拾い忘れられた豆”が数か月後に棚の後ろから発見されるということは”節分あるある”。

今は小袋に入ったままの豆を投げるので、”惨状”はちょっと言い過ぎかもですが、豆嫌いの子供がいるとなるとあながちこの言葉は間違っていないでしょう。

なぜなら、本来年の数だけ豆を食べるのが普通ですが、撒くだけ撒いて1個も食べないうえに、私もそこまで好物ではないため、放置された豆たちはそのまま賞味期限が過ぎるのを待つのみとなるからです。

これは惨状そのもの。たくさん入っていた豆まきセットはただ鬼に投げつけるだけで役目を果たし終えるのですから、この日のための豆の購入はムダ中のムダとなるわけです。

そんなわけでさすがにもったいないと今更気づき、遂に昨年より我が家は豆の購入を廃止することにしました。

もう節分で豆を撒かないなんて、一体何の行事?とも思いましたが、豆の犠牲を考えれば致し方ありません。

でも当然投げるものは必要です。そこで開発したのは、無駄死にした豆たちを参考にした”アルミ豆”です。

このアルミ豆の正体は、アルミホイルにハイチュウや小さなチョコ、グミなんかをランダムに入れて小さなボール状にしたもので、当たってもさほど痛くない構造となっています。

もちろん数はそこそこ必要なので多少作る手間はかかります…。

ですが、中には子供達の好きなものばかり入ってるので、そこらじゅうに散らばったアルミ豆は積極的に子供達が回収してくれます。

あの頃のように親が豆の散乱処理をしなくてすむほか、回収後は喜んで全部平らげてくれるので、過去の豆たちのような無念極まりない状態はなくなるというわけです。

そして、さらにもうワンランク上の楽しみを与えるために新イベントも追加。

余ったお菓子にそれぞれ番号を書いた紙を貼り付けておいて、自分が拾ったアルミ豆の中に入っていた紙に書かれた同じ番号のお菓子がもらえるというボーナスステージ。

ガチ鬼で泣かされた後に大好きなお菓子を食べられる新イベント”節分NEO”の誕生です。

豆の供養のためにやり始めたことが、結果的に子供達にとって楽しく思い出に残る伝統行事となったのはそれはもう一石二鳥でした。

豆LOVEな子供であれば、これまでの伝統通りに”豆まき”が出来て年の数だけ食べることもできるでしょう。

でも、我が家の偏食キッズのように豆が苦手な子だと、地獄のような数の豆たちが食べられずにお陀仏となってしまいます。

一方”節分NEO”は、家のお菓子コーナーに余っているもので代用できるので、わざわざ豆を買う必要もなし。

長年続くしきたりも大事ですが、家族みんなで楽しむために工夫したイベントもなかなか面白いものです。

行事疲れのピークに達する頃ではありますが、こんなふざけたアイデアを駆使して乗り切っていきたいですね。

ライター紹介
MIHO

MIHO

11歳・5歳・3歳を育てる田舎在住アラサーママ 末っ子長男はダウン症。 主婦に向いてないのに主婦やってるために失敗ばかり。

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