またアレを洗濯してしまった…

半年に1回の頻度で神様から下される罰といえば”オムツ洗濯刑”ではないでしょうか?
この刑は、いつもはゴミ箱に入れるはずのオムツをなぜか洗濯機に入れるようコントロールされてしまい、翌朝の洗濯終わりに絶望を味わう刑のこと。
普段ズボラであらゆることをサボっているからなのか、久々に私も刑に処されていまいました。
まず、オムツ洗濯をしてしまったと気付いた時は、とにかく冷静になることが大事です。
私達が1番怖いのは、「洗濯機が壊れちゃう!」ことではなく、洗濯物と洗濯機の隅々まで貼付されたポリマー地獄を取り除くのにどれだけの手間がかかるのかということでしょう。
でも犯した刑も1日だけ頑張れば、翌日には必ず無罪放免となります。
まぁ、日頃洗濯機の汚れを気にすることもないので、これを機会についでにきれいにしてしまいましょう!
というわけで、早速ポリマーと不織布まみれになった洗濯物をどうするかネットで検索しました。
”1枚ずつ叩いて乾燥させる”
”別の容器に移し、塩を入れて手洗いする”
”粘着テープで取り除く”
このどれかでポリマーをあらかた除去できるそう…って、え?
ヒトツヅツ?テアライ?
みなさん、洗濯物の量が少ないのでしょうか?
しかし、洗濯機メーカーのサイトを検索しても同じくこのやり方を推奨しています。
仕方ないので今日予定していた家事は全てキャンセルです(仕方ない、仕方ない…)
はい、ではまずはじめにポリマーは水に溶けないので、バンバン叩き落とす作業から。
その時に絶対やったほうが良いのが”新聞紙を敷くこと!”
(もちろん外でやったほうが楽なんですが、ご近所さんに見られたら恥ずかしいのでやめておきます。)
もし新聞紙を敷かなかったらポリマーはそこら中に飛び散り、掃除の二度手間。
おまけに濡れた状態で拭き取るとポリマーは伸びてさらにベタベタに…。
そんな更なる地獄をわざわざ味わう必要はないので、新聞紙は必須なんです。
もちろん、近くにある家具も一緒に退いていただきましょう。
出来れば下着姿で作業するのもおすすめ。自分の洋服にもポリマーは遠慮なく襲ってきますので。
ですから、この時ばかりは来客があっても完全に無視です。
ではようやく、ポリマー叩き作業開始。
新聞紙を敷いたことによって、ポリマーが落ちる音が雨の降り始めのようなパラパラという音色に聞こえて、なんだかちょっぴり楽しい気分♡
いや、嘘。
全然楽しくないです。一体何着あると思ってるの。しんどさオンリー。
でも、この音がしなくなったら大丈夫だろうと判断できるのは◎でしょう。
ようやく終わったら乾燥作業。
「乾燥することによって、残りのポリマーと不織布がきれいに取れる」とネットに書いてありましたが…私信じません。
何度もこの刑を受けてきた経験から、乾燥したところで次は粘着テープによる気が遠くなる作業が待ち受けていることを知っているのです。
というわけで、洗濯物は一旦放置して先に洗濯槽を洗浄します。
洗濯槽は中を軽く拭き取って、くず取りネットからもポリマーなどのゴミをテキトーに取り除くだけ。
その後、洗濯槽洗浄をこれまた自動でおまかせするだけで、洗濯機は無事キレイになります。(排水口は詰まってないことをひたすら祈るのみ)
ここで、洗濯物を再度投入して洗います。
一旦乾燥させるようにと誰もが推奨していますが、乾いてポリマーは取れても不織布は残ったまま。
叩いたところで落ちないのだから、再度洗いなおして不織布を取ってしまえば良いのです。
これで思った通り、白くてしつこい悪魔はほぼ消失。大体お昼頃にやっと干すことができました。
超ズボラ法ですが、オムツを洗濯すると意気消沈して、洗濯物の量によってはウツになるほどなのでいちいちご丁寧に作業していたのでは日が暮れます。
普段しない洗濯機を洗濯する良い機会だと言い聞かせて、なるべく楽にオムツ洗濯刑から解放されたいものです。