お願いです!受けてください!

あなたは人間ドックを受けたことありますか?
特に専業主婦だと強制されない限り、なかなか受ける気にならないのではないでしょうか?
「子供も預けないといけないし、わざわざ受けるのも面倒くさい…それに全然元気だから大丈夫だよ!」
…なんて思っていませんか?
だがしかし!アラサー専業主婦の私が断言しておきます。
”30歳過ぎて身体に何も問題なしってことはまず無いです!”
30歳ってなんだかんだまだ若い部類です。
外見の劣化はなんとなく感じますが、大病の恐れはアラフォークラスに比べるとかなり少ない。
でも、それはただの確率論。
30歳になっても人間ドックを受けていないあなた、もしかしたら今あなたの体内で悪い病魔の種子が芽吹いているかも?
…なんていう私も30歳まで健康診断しか受けたことなかったです(テヘペロ)
健康診断も良いんですが、バリウム検査や乳がん検査がないので足りません。
私は病院の類が大嫌いなので受けるつもりは無かったんですが、昨今芸能人の大病告白が病気に対する恐怖に輪をかけていました。
それから早2年、憂鬱になりながらも毎年受けるようにしています。
初めての人間ドックを受けて1ヶ月後、やっと死刑宣告書(健診結果)が届きました。
見てみるとなんと、要精密検査の項目を発見!しかし、ノーマークだった”便潜血”で、
あれ?そこ?と拍子抜け。
だって、子どもの頃から痔主だった私。そこまで驚きはしません。
一応、便潜血でネットで検索しても「大抵は痔であることが多いです」って書いてあるし。
ホッ…。
でもとりあえず要精密検査なので、真面目な私は病院に行きました。
先生も「若いから多分痔だと思うけど、今大腸カメラやって何もなければあと10年はやらなくていいからね。」
うんうん。私も痔だと確信してるけど、先生が言うなら…とお尻を預けることに。
そして、検査終了。
結果は「なんか怪しいポリープがあるし、腸も荒れてますね。いちお、生検出しとこね。」
……ガーーーーン
いや、ふざけてる訳じゃなくて、ポリープ=ガンだったらと思うと目の前が真っ暗になりました。
元々快便女王として、腸になんの不具合も感じていなかったこの私。結局、「あなたのお尻に痔はいないよ。」と言われたもののそんなものはどうでも良い。
だって大腸ガンはいまや女性の死因第1位。何年もトップを譲らないのでもうそろそろ殿堂入りするんじゃないかと思っています。
ネガティブ思考の私は、生検の結果が出るまで生きた心地がしなかったです。
1週間後、生気のない形相で結果を聞きに行くと、”ポリープは将来ガンになるおそれのあるもの”でした。でも、取ってしまったのでまた来年カメラ突っ込みましょうとのこと。
とりあえず悪い芽は摘んでいただけたようです。
でももし、30歳で人間ドックを受けずにいたらどうなっていたのでしょう?
若いから進行も早かったかもしれません。
健康って本当に悪くなってから大事なことに気づきますよね。
自分は大丈夫だろう☆と考えることは、地獄の扉をわざわざ自分で叩いているようなもの。
健康がなによりも取り柄だった私の常識は30歳で打ち砕かれました。
そして今あなたに言えることは、旦那や子供より自分の健康が一番大事だということです。
あなたが万が一倒れたら家族も共倒れしますよね?
人間ドック…受けるまでは”人間犬”って一体何のことかと思っていましたが、マジで侮れないです。
40歳じゃなく30歳が長生きするための鍵を握っています。
まだ受けたことないなら「クソー!人間ドック押し売り女に騙されたー」と思ってくれても結構なので絶対絶対家族の為、自分の為に受けてみてくださいね。
P.S. 2年目の人間ドックもバンバン引っかかりまして追加で胃カメラもやりました。大腸は見事綺麗になっていましたが、胃の方はかなりの荒れ模様とのこと。
是非毎年受けてくださいねーーー(泣)