【美人薄命】野菜室を棺桶にしていませんか?

今日も野菜室に亡骸を保管しているあなたにお伝えします。
そろそろ野菜達も気の毒です。
新しい家に嫁いで野菜室に保管されたかと思えば、数日から一週間経つとそのままゴミ箱行きの悲しい人生。
農家の方に大事に育てられ、その中から最も美しい者達を私達は購入できるというのに、そんな彼女らのことはすっかり忘れてしまいます。
そう、美人薄命とはこのことをいうのでしょう。彼女らの命はとても短く儚い…。
しかし、尊い命を繋ぎ止めるためにはあらゆる工夫が必要になります。
ある時は水に浸し、ある時は冷凍保存する。長く生きられれば野菜達も大喜びでしょう。
でも、私達は野菜が美人だろうがブスだろうが関係ないので、すぐに野菜室を棺桶にしてしまいがち。
その証拠に私は買ってきた物を全部冷蔵庫に入れることができたら、1日のほぼ大半の家事が終了したと思ってます。
毎日重たい買い物袋を早く手放したいと思っているので、この時はものすごい達成感です。
でも世の中のデキる主婦はここからが本番になります。
すぐに使わない野菜達を長生きさせるべく、ありとあらゆる工夫や下ごしらえを行います。
また、もっとデキるキチントさんは保存した袋に記名までセットでやってしまうようです。
彼女らの冷蔵庫には、野菜達が縦横無尽に転がっている棺桶なんて存在しないのです。
どんなものかと、以前デキる主婦を真似て保存してみましたが結局使うことなく多くの野菜達が永遠の眠りについたことがあります。
これでは各分野の方に申し訳ない思いです。
でも正直、野菜達を救いたいのはあなたも一緒ではないでしょうか?
せっかく何かに使おうと思って買った野菜達を、袋から出すのすらしんどくてそのままゴミ箱に放り込むのは罪悪感にかられるのでは?
だからといって、しんどい買い物から帰ってきて野菜達を刻んだり湯がいたりしてラップに…保存袋に…とやるのは控えめに言ってやりたくありません。
私達は冷蔵庫に陳列するだけで精一杯なのですから。
だから気付いたんです。
野菜室に生きるものは寿命が短い。
ならば一度に全て使い切ってしまえと‼︎
ちまちまちまちま使うから残った野菜達が陽の目を浴びずにお亡くなりになるのです。
例えば、レシピに玉ねぎ1/2と書いてあっても丸々1個使うのも良いですね。
消費する自信もないのに3本入りのニンジンを買ってしまったら、次の日も人参が必要な料理を作る。
親戚から大量のジャガイモが送られてきた時は、新鮮なうちに近所の方にバラ撒くことを推奨します。
葉物野菜は即死しやすいので日をまたいで使おうとするのは厳禁!(あなたは翌日絶対に使いません)
スーパーでは存在感をアピールしてる彼女らも火を通せば飽きれるくらいちっぽけな存在になるので一発消費願います。
特にあらかじめ切ってあるネギを購入したらそのまま夢の冷凍庫へGO!
また、ジャガイモやニンジンなどの根菜系は犠牲になりやすいです。調理時間がかかるうえ、なんといっても剥くのが面倒くさい。
安い時はついつい欲張って何個も買いがちですが、結局気合いの入る日しか使わない食材なので腐れやすいです。
そんな経験を積んだので今は必ず1個だけをお持ち帰りするようになりました。おかげでまだ誰も埋葬されずに済んでいます。
野菜達をポイするのはお金も食材もムダになるのでできればみんな食卓に上げてあげたい思いは同じ。
・冷凍処理は面倒くさい
・冷凍庫は我らの救世主である冷凍食品により常時満室
・何度も野菜達をゴミ箱送りにしている
こんな症状があるなら必ず買ったその日に使い切るべきでしょう。野菜室に2日居座っている者があれば危険信号です!
さあ、今すぐ野菜室を覗いてみてください。
野菜の亡骸保管していませんか?