「イエス」で人生変えちゃいませんか?

「人に会うのがダルい」
「何も楽しいことがない」
「何しても疲れるだけ」
今や絶滅しつつある子持ち専業主婦って、社会に出ることがないのでたまーに虚しくなっちゃうことってありませんか?
私は以前そんな虚無感が度々襲ってきていました。
だけど、まだ小さい子がいるため家に引きこもっているほうが楽。
こうなると、上の子の幼稚園や学校の集まりに招集されるのがかなり鬱陶しくなります。
「どうせ疲れるだけだから誰にも会いたくない」
引きこもり主婦は益々狭い世界で生きていくことになります。
そんなダラママを無駄に極めていた時、ある映画に出会いました。
「イエスマン」
めちゃめちゃ簡単に説明すると、
【毎日ダラダラとヤル気のない生活を送っている銀行員のカールは、友達や上司の誘いが面倒くさくていつも「ノー」と言ってしまう。でも、あるセミナーをきっかけに彼は何でも「イエス」と言うようになったおかげで人生が良い方向へ変わっていくー】というような内容です。
私、この映画を見て脳天を雷が貫いた衝撃を受けたんです。
「イエス」というだけで人の人生ってこんなに変わるもんなんだ!って。
もちろん映画なので全て上手くいきすぎる展開はあるある…。
でもこれってリアルでも試してみる価値あるんじゃないかと思ったんです。
子育てってご存じの通り頭で想像するより何倍も大変。
その上何かに参加したり、誰かに会ったりするのってただでさえ引きこもり気質がある人はHPがいくらあっても足りないんです。
そんな私も今までは何かにつけてお断りする事が多かったんですが、どこまでも襲い続けて来るあの虚無感。
もしかしたら、この状況を変えられるのかも…?
と、気合いだけは入るのものの、ほんとにやるとなると全く気乗りせず。
でもとりあえずもし何かお誘いがあれば映画のイエスマンのように、行く気がなくてもイエスと言ってみることにしました。
そんな中、不運にも最も難易度の高いお誘いメールが到着。
【PTA懇親会のお誘いです。PTA全役員と先生方をお誘いしています。是非ご参加よろしくお願いします】
(字面だけでもめまいが…)
でも私は【イエスウーマン☆】
予定をなんとか組んで参加する旨を伝えました。知ってる人も数人いるから大丈夫だろう…
しかし後日、顔見知りのママ達はみんな不参加を表明していることが発覚。
みんな「行けないことはないけど、行きたくない」んだと…。
(そうだよね。PTA行事とはいえ参加する人のパリピ率高そうだし)
結果、全く知らない他のPTA役員の方達に交じって2時間の呑み食いです。
そんな地獄の晩餐の日が間近になると、吐き気を催しながら軽々しくイエスと言った自分をぶん殴りたい気持ちになりました。
そして時は着々と過ぎていき、懇親会当日。
緊張と不安が津波のように押し寄せる中、いざ出陣!
席はランダムに決められており、やっぱり顔も見たことのない役員さんや先生達に固められました。
でも、徐々になれて周りの人と話してると新発見の連続だったんです。
・隣に座った先生が、私が小学生だった時に関わりがある先生だった
・目の前に座ったお母さんの子どもがうちの子とよく遊んでいた
・学校の裏情報をGETした
などなど
何よりもいろんな人と顔見知りになれたことは大きなメリットでした。
なんだかんだ嫌々の参加でしたが、不参加で普段通り過ごすより参加して多くの人と新たな出会いや話ができたのは正直良い経験になりました。
このメリットを得てからはどうしても無理じゃなければ、できるだけ何にでも参加するようにしています。
あなたは普段「イエス」って言っていますか?
きついから…だるいから…と言い訳ばかりしていたら人生損することばかり。
あまり気乗りしないことでも「イエス!」というだけで、大げさではなく人生変わっちゃうかもですよ!