「もう小学生なのに」はやめた

うちのもうすぐ小学2年生の娘、まだおねしょします。
幼稚園の頃は「よくおねしょする子やな~」と楽観的に捉えてましたが、小学生になるといよいよ「え?大丈夫か??」と思うように。
大体ひどいときは連続でやってしまいますし、最低でも週に1回は布団を濡らす日々。
特に雨の日なんかにやられた日には私も頭に血が上って「なんでトイレいかないの!?」って怒鳴ったことが何度かあります。
子どもは好きでやってるわけではないのに洗濯の手間という自己中な理由だけで怒るなんて本当にひどい親。
とはいえ、毎晩おねしょされるのは私の精神も参ってきます。
いつになったら終わるのか?
このまま様子見ても大丈夫なのか?
何か精神的な悩みでもあるのか?
などなど、加齢によるおもらし常習犯の私の悩みなんてどうでもいいくらい悩みました。
しかし悩んでいてもどうしようもありません。そんなおねしょっ子には徹底した事前対策が必須。
もう何代目かも分からない”おねしょシーツ”様を仕込み忘れた日には布団全滅、後悔しても遅いので絶対に欠かすことはなりません。
そんなシーツ初代は小範囲の子ども用滑り止め付きおねしょシーツを使ってました。
寝返りくらいではびくともしないし、なんてったって厚手だから吸収性抜群。絶対に布団を濡らすことはありませんでした。
なのに、ある日のおねしょデーに外に干していたら風で吹き飛ばされてしまったようで、旅立つことに。
同じ物を買おうにもすでにどこにも売っておらず、泣く泣く2代目へと継承されることになりました。
しかしこの2代目がひどかった。おねしょシーツ売り場には薄手のばかりで頼りないにも関わらず、少し寝返りしただけでずれそうな品物ばかり。
でもおねしょシーツが無い日を1日でも作りたくなかったために、しょうがなく買った2代目。
布団の全範囲を網羅しているものの、やはり子どものひどい寝相に抗うこともせず、なされるがまま寄れたシーツの隙をかいくぐって、子は無事オフトゥンへ直接地図を描くことに。
小学生にもなる子の尿量なんて四国程度のものでは済まず、毎度北海道へご招待してくれるのだからたまらない。
しかもこの役立たずおねしょシーツ、洗濯したら肝心の吸水面が破れました。
2,000円くらいしたのに、ムダな買い物とはこのことですね。結局、他のおねしょシーツを探すことにしました。
それからいろんなものを試して辿りついたのが、大人用の防水シーツ。もう赤ちゃんじゃないんだから本気の防水で挑むことにしたのが吉と出たよう。
後は、寝る前に水分を摂らないようにしたり、夜に起こしたり(※いわゆるおねしょ起こし。本当はやってはいけない)いろんな対策をしました。
まぁそんなことやったところで、やる時はやるし、やらない時は「あれ?最近やってないね。卒業したかな!」と言うと次の日は必ずやるという現実(言霊とは)
ただね、おねしょする子は決して子どもの性格とか育て方とか関係なく、ありふれた子どもの症状で、精神論や根性論で治るものではないんだって。
他の子の多くはもうおねしょなんてしてないだろうけど、人と比べることに何の意味もありませんよね。
もしこれからも続くようだったら治療すればいいし、その時にまた考えればいい…と思っていたらここ1か月ほどおねしょをしてないことに気付きました。
子どもの変化って突然来るんだから分からない。でも事前に対策しておけばまたおねしょした時でも冷静に対応出来そうです。
そんなことを義母に話したら「そういえば○○(夫)は、4年生までおねしょしてたよ」という話をタイムリーに聞きました。
調べてみると両親に夜尿症の既往があると、75%の確率で子どもに遺伝するようです。
「そんなに怒らなくていいじゃん。しょうがないよねー、したくてしてるわけじゃないもんねー」と子どもに言って、大量の洗濯物をせっせと運ぶ私を見て笑ってた夫へ一言モノ申す。
はよ言えや。